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【大宮・さいたま市・さいたま新都心】あなたの腰痛タイプをチェック!「前かがみ・反り腰・ねじれ」から読み解くカラダの使い方

  • 執筆者の写真: 丸毛 達也
    丸毛 達也
  • 10月3日
  • 読了時間: 5分

更新日:10月8日


腰痛タイプチェック

この記事を5分で読めば、あなたの腰痛が「前かがみ・反り腰・ねじれ」のどのタイプかチェックでき、いますぐ意識すべき「体の使い方」のヒントがわかります。

長引く腰痛に悩む、大宮・さいたま新都心周辺の皆さまへ。


病院で「特に異常なし」、または「原因不明」と言われて、どこに相談すれば良いかお困りではありませんか?

日本のガイドラインでも、腰痛の大半(約85%)は画像検査で明らかな原因が特定できない「非特異的腰痛」に分類されています。


しかし、私たち理学療法士・トレーナーは、あなたの「動きのクセ(動作パターン)」に着目し、動作分析を行うことで、腰痛の原因を読み解けると考えています。

あなたの腰痛は、単なる筋肉疲労ではなく、「体の使い方」が原因かもしれません。その使い方を正しく理解し、整えていくことが、腰痛を繰り返さないための第一歩です。


「痛みが怖くて動かせない」「どんな運動をすればいいか分からない」という方も多いと思います。そんなときこそ、“動きを見直す”ことが解決の糸口になります。


この記事では、大宮/さいたま市/さいたま新都心にあるAdvanced Body Motion(ABM)が考える腰痛のタイプ分類と、タイプごとに見直すべき「動きの特徴」とケアの考え方をご紹介します。


なぜあなたの腰痛は「原因不明」と言われるのか?

画像診断は、骨や神経といった「構造的な異常」を見つけるのは得意ですが、「動作中の異常」や「筋肉の協調性」までは評価できません。これが「原因不明」と言われる大きな理由です。

私たちが着目するのは、まさにその「動き」です。


腰の痛みは、多くの場合、股関節、背骨、骨盤といったパーツの「連鎖的な動き」が崩れた結果として起こります。

腰は、全身のバランスを取ろうと無理に働きすぎている「代償の場所」なのです。


ABMでは、腰の痛みを屈曲型、伸展型、回旋型の3つの「動きのクセ」に整理し、

タイプに応じて動作の見直しやアプローチを変えています。


ABMが考える腰痛の3つの「動きのクセ」とセルフチェック

あなたご自身の腰の痛みや、日常生活でツラいと感じる動作をイメージしながら、どのタイプに近いかご覧ください。


1. 屈曲型(前かがみ・座りすぎが苦手なタイプ)

特徴的な傾向:体を前に倒す、長時間座るなど、体が丸まる動作で痛みが出やすい。常に体が丸まり(猫背)、腰の後ろ側が引っ張られている状態。


考えられる背景:体幹伸筋群(背筋)の働きが弱く、前かがみ時に腰椎を安定させる力が不足。お尻や股関節の筋肉が使えず、腰が過度な負荷を受け止めています。


避けたい動き:痛みを我慢して前かがみで行うストレッチや、背中を丸める腹筋運動。


意識したいポイント:股関節をしっかり折り曲げ、腰を丸めすぎない正しい「座り方」「立ち上がり方」を心がけましょう。

前かがみ姿勢で腰に痛みを感じている女性。座位で腰を押さえている様子。

2. 伸展型(反り腰・立ちっぱなしが苦手なタイプ)

特徴的な傾向:長時間立っている、体を反らす動作で痛みが出やすい。一見姿勢が良いように見えても、腰を過度に反りすぎている(反り腰)ことが多い。


考えられる背景:股関節の前面が硬く、お腹のインナーユニットが十分に働いていないため、骨盤が前に倒れ、腰椎が過度に反って安定性を失っています。


避けたい動き:腰を反らせるストレッチや、背筋トレーニングのしすぎ。


意識したいポイント:腹部(体幹)を意識し、お尻を軽く締めて「腰の反りすぎ」をリセットしましょう。

立位で腰に手を当てて反り腰姿勢をとる男性。腰の伸展で痛みを感じている様子。

3. 回旋型(ひねり・ねじれが苦手なタイプ)

特徴的な傾向:体をひねる(振り返る、寝返りを打つなど)動作で鋭い痛みが出やすい。日常的に足を組む、左右どちらかに体重をかけるクセがある。


考えられる背景:胸椎(背中の骨)の柔軟性が低く、本来背中が担当すべき「ひねりの動き」を腰が代償してしまっています。


避けたい動き:痛む方向への無理なストレッチ。


意識したいポイント:「背中(胸椎)」を動かすエクササイズを取り入れ、股関節から体を回す正しい動作を身につけましょう。

椅子に座り上半身をひねる動作を行う女性。腰のねじり動作で痛みが出る様子。

ABMの考える「タイプ別アプローチ」

動きの傾向

ケアのポイント

ABMのコンディショニング内容

屈曲型

股関節・太もも裏の柔軟性を改善し、背筋の安定性を高める

股関節の動きを整え、前かがみ動作で腰に負担がかからないようにする

伸展型

股関節前面を緩め、腹部インナーを活性化

立位・歩行時の骨盤角度を整え、腰の反りを抑制

回旋型

胸椎・胸郭の柔軟性を高め、左右差を調整

背中でひねる動きを取り戻し、腰の代償を防ぐ安定性を確立

ABMでは、あなたの座り方・立ち方・歩き方を丁寧に観察し、どの動きの連鎖が崩れているのかを分析します。

単に「ほぐす」ではなく、「あなた専用の動かし方」を一緒に整えていくことを目的としています。



【まとめ】「動きのクセ」を見直すことが、腰痛改善の第一歩

腰痛を「原因不明」と片付けず、あなたの「動きのクセ」に目を向けること。

それが、痛みの悪循環を断ち切り、“動ける毎日”を取り戻すための第一歩です。

この記事を通じて、ご自身の腰痛タイプを知り、「体の使い方」を変える可能性を感じていただけたら幸いです。


さいたま市上落合のコンディショニングスタジオAdvanced Body Motion(ABM)の外観。静かな住宅街に位置する店舗。

🌿ABMの腰痛ページはこちら

ABMの腰痛専門ページでは、実際にどのように「動き」を評価し、どのように腰痛の根本原因にアプローチしているのかを詳しくご紹介しています。

ページ内では、評価の流れやトレーニング例、動作改善の考え方など、“動きを整えることで痛みの出にくい体を育てる”ためのプロセスを写真付きで掲載しています。


腰痛に悩む方の多くが、筋肉だけでなく「体の動かし方」や「姿勢のクセ」に課題を抱えています。ABMでは、その“動きの質”を整えることで、日常生活の中で感じていた痛みや制限を少しずつ改善していくことを目指しています。


「痛みを抑える」だけでなく、動きを通して“前のように動けるカラダ”を取り戻しましょう。

旅行や趣味、家事など、日常の中で「またできるようになる」喜びを一緒に育てていきましょう。



※本記事の内容は医療行為や効果を保証するものではありません。結果には個人差があります。


【大宮・さいたま市・さいたま新都心】© Advanced Body Motion 2025 腰痛


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