プレゼンティーイズムとは?腰痛・肩こりと生産性|大宮の健康経営
- 丸毛 達也
- 7月10日
- 読了時間: 8分

プレゼンティーイズムとは、出勤していても本来の力を発揮しにくい状態を指します。
デスクワーク中心の中小企業では、腰痛・肩こり・疲労が、職場の見えにくい損失につながる可能性があります。
大宮で企業向け健康経営サポートを行う株式会社ABMが、職場で考えたい身体づくりを整理します。
健康経営でプレゼンティーイズムが注目される背景
人手不足や採用難が続く中、今いる社員様に健康に働き続けてもらうことは、多くの中小企業にとって重要なテーマになっています。
これまで社員様の体調や身体不調は、個人の問題として捉えられることが少なくありませんでした。
しかし近年は、健康を企業活動の土台として考える健康経営の視点から、見えにくい不調が業務に与える影響にも目が向けられるようになっています。
その中で関心が高まっているのが、プレゼンティーイズムという考え方です。
プレゼンティーイズムは、欠勤や休職のように数字として表れやすい問題とは異なります。社員様は出勤しているため、一見すると通常通り業務が進んでいるように見えますが、腰痛や肩こり、疲労感を抱えたまま働くことで、集中力や作業効率に影響する可能性があります。
特に中小企業では、1人の社員様が担う役割が大きく、身体不調による小さな負担が積み重なることで、チーム全体の現場負担につながることもあります。
プレゼンティーイズムとは?腰痛・肩こりが生産性に影響する理由
プレゼンティーイズムとは、簡単に言えば「出勤していても、本来の力を発揮しにくい状態」のことです。
デスクワーク中心の職場では、長時間の座位姿勢、パソコン作業、資料作成、オンライン会議などが続きやすくなります。
その中で、腰痛、肩こり、首の重さ、目の疲れ、身体のだるさを抱えながら働いている社員様も少なくありません。
こうした不調は、必ずしも休む理由にはなりません。
出勤はしていても、集中力が続きにくい、午後になると作業効率が落ちやすい、会議が続くと疲労感が強くなるなど、日々の業務に影響する可能性があります。
たとえば、腰の違和感に気を取られて書類作成に集中しにくい、肩や首のこわばりでパソコン作業がつらく感じる、長時間座りっぱなしで次の業務へ切り替えにくいといった状態です。
一人ひとりの影響は小さく見えても、職場全体で積み重なると、腰痛や肩こりによる生産性低下として見えにくく表れることがあります。
職場でのセルフケアやコンディショニングは、日常的な身体負担を見直すための取り組みです。
一方で、急に強く出た痛み、発熱を伴う不調、外傷後の強い痛みや腫れ、強いしびれ、力が入りにくい状態などがある社員様については、まず医療機関への相談をご検討ください。
ABMの視点:運動器から見るプレゼンティーイズム
ABMでは、プレゼンティーイズムの背景にある腰痛・肩こり・疲労などを、「運動器」の視点から整理しています。
運動器とは、骨、関節、筋肉、神経など、身体を動かすために関わる仕組みのことです。
座る、立つ、歩く、腕を前に出してパソコンを操作するといった日常業務の多くは、運動器の働きに支えられています。
デスクワークであっても、身体を使っていないわけではありません。
同じ姿勢で画面に集中すること、肩や首がこわばった状態が続くこと、椅子や机の高さが身体に合わないまま作業を続けることも、身体への負担として積み重なる可能性があります。
ABMの企業向け健康経営サポートでは、こうした不調を「本人の姿勢の問題」「運動不足だから仕方ない」と個人任せにせず、姿勢・動き・職場環境の視点から見極めます。
医療やスポーツ現場で培った身体の見方をもとに、コンディショニングやセルフケア指導、作業姿勢の確認、職場環境の見直しなどを、企業様の状況に合わせて組み合わせます。
職場で始められるプレゼンティーイズム対策の第一歩
プレゼンティーイズムへの取り組みは、最初から大きな制度を導入する必要はありません。まずは、職場でどのような身体の困りごとが起きているのかを知ることが出発点になります。
たとえば、次のような取り組みから始められます。
・腰痛や肩こり、疲労について社員様に簡単なアンケートを行う
・長く座り続けている時間帯や業務を把握する
・机、椅子、モニター、ノートパソコンの位置を見直す
・短時間でできるセルフケアを職場で共有する
・作業の合間に立つ、歩く、姿勢を変える時間をつくる
・身体の不調を相談しやすい雰囲気を整える
大切なのは、社員様の不調を「本人の我慢」で終わらせないことです。
小さな違和感が共有されないまま続くと、本人だけでなく周囲の業務にも影響する可能性があります。
自己流・単発施策の限界とABMの考え方
ストレッチ動画の共有や体操の呼びかけは、取り入れやすい第一歩です。社員様が身体に意識を向けるきっかけにもなります。
一方で、職場ごとに身体負担の背景は異なります。
同じ肩こりでも、ノートパソコンを見下ろす姿勢が関係している場合、長時間の座位が続いている場合、休憩を取りにくい働き方が背景にある場合など、要因となり得るものは一つではありません。
そのため、単発のセミナーだけで終わると、「大切さは分かったが、日常業務にどう取り入れればよいか分からない」と感じる社員様もいます。
ABMでは、必要に応じて、課題ヒアリング、社員向けセミナー、姿勢・動作チェック、職場環境や作業動作の確認、個別コンディショニング、セルフケア指導、継続サポートなどを組み合わせます。
企業様の規模や業務内容に合わせて小さく始め、職場に定着しやすい形を一緒に考えることを大切にしています。
こんな企業様は一度ご相談ください
プレゼンティーイズムや社員様の身体の不調に関心はあるものの、何から始めればよいか迷っている企業様は少なくありません。
特に、次のような状況がある場合は、職場全体で身体づくりを見直すきっかけになります。
・社員様の腰痛、肩こり、疲労が気になっている
・デスクワーク中の姿勢や座りっぱなしが気になっている
・人手不足の中で、今いる社員様に長く働いてほしい
・欠勤は少ないが、疲労感や集中力低下が気になっている
・健康経営を始めたいが、社内で何を提案すべきか迷っている
・社員向けセミナーや職場チェックを検討している
プレゼンティーイズムは、数字だけでは見えにくい課題です。まずは、社員様の身体の困りごとを把握するだけでも、職場の見えにくい課題を整理しやすくなります。
FAQ:プレゼンティーイズムと健康経営でよくある質問
プレゼンティーイズムは健康経営とどう関係しますか?
出勤していても本来の力を発揮しにくい状態は、定着や生産性、現場負担にも関わる可能性があります。社員様が健康に働き続けられる環境づくりとして整理すると、健康経営の第一歩として位置づけやすくなります。
腰痛や肩こり対策は福利厚生になりますか?
福利厚生の一部として取り入れられることもありますが、それだけにとどまらず、人手不足や定着への対応とも関係するテーマです。
まとめ:プレゼンティーイズムは職場全体で見直せる
プレゼンティーイズムとは、出勤していても本来の力を発揮しにくい状態を指す考え方です。デスクワーク中心の中小企業では、腰痛や肩こり、疲労が、業務効率や現場負担、定着にも関わる可能性があります。
まずは、職場で起きている身体の困りごとを把握し、姿勢・動き・職場環境の視点から小さく見直すことが、無理のない出発点になります。
さいたま市中央区上落合にあるABMでは、理学療法士や健康経営アドバイザーの視点を活かし、地域の企業様の身体課題を整理するサポートを行っています。
自社に合う進め方を知りたい場合は、まずは情報交換からでもご相談ください。
ABMからのお知らせ:企業の健康経営サポートについて
プレゼンティーイズムは、表面化しにくいまま日々の業務に影響している可能性があります。まずは、社員様の身体の困りごとを把握することから始めてみてください。
人手不足の中で、今いる社員が健康に働き続けられることは、企業にとって重要なテーマです。
株式会社ABMでは、社員の腰痛・肩こり・疲労による“見えない生産性低下”の軽減を目指し、姿勢・動き・職場環境の視点から、企業向けの健康経営サポートを行っています。
セミナー、職場チェック、個別コンディショニング、セルフケア指導などを、企業様の状況に合わせてご提案いたします。
詳しい支援内容を知りたい方:ABMの企業向け健康経営サポートページはこちらから
まずは相談してみたい方:社員様の腰痛・肩こり・疲労対策、職場の身体課題について、まずは情報交換からでもご相談ください。
お問い合わせ:こちらから
※本記事の内容は医療行為や効果を保証するものではありません。結果には個人差があります。
理学療法士・健康経営アドバイザー 丸毛達也
【大宮・さいたま市・さいたま新都心】© Advanced Body Motion 2026

コメント